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B.H.D.

「Black Hawk Down」を鑑賞。2時間と20分ですか。
ぶっちゃけ、この映画を観た疲労感から言えば、ロードオブザリング全編ぶっとおしは
無理だわ…なんというか120分が限界ッスね。映画って。
でも集中して観ましたよ。だから疲労感があるんだと思うけど。

今まで避けて通っていたのは宇宙モノだけで、そんなに好き嫌いなく、少しばかりですが
映画は観てきました。
が、よく考えると戦争モノって観てないんですよね。しかもここまで集中して。
サバイバルゲームを始めて兵器には多少なりと興味が湧き始め、生きるか死ぬかの疑似
体験はしていたつもりでした。

えぇ、でしたよ。

大間違いだ、俺のバカヤロウ。ちょっと戦争をオモチャにしてました。すごく反省です。

部隊は東アフリカ・ソマリア。
1993年ですから…13年前ですか。そう遠くない過去の事。

例によって詳細なあらすじは探して下さい。

スタートから無茶なミッションだった。 ミッションコード「アイリーン」
ソマリア民兵を率い、国連からの物資を横取りして現地支配をするアイディード将軍の
拉致作戦。
ですが数千の民兵を相手に戦争が始まってしまう。
そんな中、作戦中のヘリ「ブラックホーク」がロケット砲弾を受けて墜落。
"ブラックホークダウン!"…連呼。

多くの民兵に囲まれ、孤立してしまう地上部隊。
それらを救う中に生命の尊さ、というよりも“仲間のために”戦う事を選んで行く兵士たち。
米軍は19人の死者を出した訳ですが…

戦争って、「死して屍拾う者なし」だと思ってたんです。
負傷者捨て置いて、なんていうのはないでしょうが、それくらい「見捨てられる」と思ってた
んです。知らないってのは残酷ですよね…

犠牲は払っているが、全ての兵士を回収・撤収させるために一度はベースに戻った軽傷
(なんて銃弾受けてるからそんな軽いもんじゃないけど)の兵士・仕官も死地に赴く訳です。
今さっきまで現地の凄惨さを目の前にしてきたのに。

「たら・れば」なんてのは話になんないですが…負傷者や要救助者を出さないために戦争
しなければ一番だって思うけど。

話はころっと変わりますが、付き合っていた彼女に一番好きな人は誰?と聞かれて
「ん?自分。彼女は2番ね。」なんて言った事があります。(色気ねぇよなぁ…)
でも…目の前に助けるべき人がいる時に「誰かのため」に動かなきゃいけないと思うんです。
基本は自分が生きてるのが前提だけど。それでも。

この映画を観て、もうちょっと自分が変わらなきゃって感じた。
強くならないと。
by shivaryu | 2006-01-19 00:00 | 映画