本を読んでいる暇がない。

厳密には読書に充てるべき時間はあるが、眠っている事が多い。という表現が正しい。
電車で通勤をしているので、行き帰りにそこそこ時間はある。
また、残業しない主義なので、帰宅してから眠り着くまでの時間もある。
が、何故か本を開こうとは思えない。
まぁそもそもが読書家でもないし、本の虫でもないので別に構わないっちゃ構わないか。

んでもってブログ放ったらかしも常態ではある。
やっぱ放置はまずいか、と気にはしているけど。
別に読んでもらおうと努力しているものでもなく、ただ自分の備忘録的に使っている訳で。
たまに誰かのブログを読んでヒントを得ているように、自分の考えをWEBに載せておけば誰かの何かのヒントになるかも、という思いで書いている部分もある。
毒にも薬にもならないものでちょうどいい。

風邪をひいた。
今も風邪をひいているのかもしれない。
いつも「(風邪をひくような)予定はない」と言い切って自己暗示で風邪を未然に防いでいた。
体温計で熱を測ってはじめてドッと疲れやだるさが襲ってきて風邪になる、みたいなとこあるでしょ?
風邪をひいていないものとして、風邪になってなかった訳です。認めたくない。
実にここ数年、まともに風邪にはかかっていない。
鼻水がちょっと出てきたな、とか、喉がいがらっぽいな、で終わっていた。

が、今年はそうは行かなかった。
喉がおかしいな→鼻水が出るなぁ→咳が止まらない
この咳というのが微妙で、ほとんど水の鼻水が喉に流れ込んでむせるのである。
常時、塩分濃度の高い塩水が喉をそよそよと刺激し、気管へ入ろうとしてむせる。

昨年も同じ病状で悩んだ。
はアレルギーを疑い、耳鼻科へ行ったが検査の結果はアレルギーによるものではなかった。
そしてしばらくすると症状は治まり、何ともなくなった。今年はひどく喉、及び気管を刺激するので咳が続き、喉の炎症もひどかったので内科で鼻水・咳を抑える薬をもらい…結果、風邪と診断された訳だ。

気管が弱いであろう事は年々感じており…そろそろタバコを辞める時期に来たんだろうな、と思っている。
が、酒と煙草、どっちを辞めるか問われれば迷う事なく酒と答える愛煙家である。
うまく共存できる道は…ないよなぁ。

今もって人生の伴侶となる女性はいない。
全く女性と話す事がない訳でもなく、接する事ができない訳でもないので苦はないが…寂しさはある。
一人ではない事での制限はあるが、それは苦痛じゃないし、むしろそういうのも悪くない思えたりもする。
それゆえ、別に長生きしてもなぁという思いがある。
友人結婚式に出ては人生の伴侶を欲しくなり、友人の子を見ては我が子欲しさが募る時もある。
さりとてそれは現実的な何かではなく、妄想の中のものでしかないという感じで、実際にそのために長く生きねば、という活力にはなりえない。
だからこそ、健康にさほど頓着せず喫煙を続けている。
続けていながらも、通常生活に支障がないように風邪にはかからぬよう気遣いをする辺りは矛盾している。

矛盾を解きほぐすにはもっと心の中の色々を掘り出さないといけない。
怠惰に負けている自分を救わなければならない。
…のだろう。

久しぶりにどうでもいい事を書きなぐった。
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# by shivaryu | 2011-12-18 17:26 | 携帯から
調子に乗るとすぐ読める。
悪天に恵まれた(?)ので読書に一日を費やす事とした。

「図書館戦争」シリーズ二作目の「図書館内乱」に出てくる、キーともなる本がこの作品。
「内乱」にも本書のあとがきにもあるが、図書館シリーズとは別の出版社から発刊されるという何ともアクロバティックな試みをした本作。
しかも内乱の装丁へ「レインツリーの表紙を書き込む」という、あまり聞いた事の無い徹底したコラボレーションっぷりだったらしい。
私はただ「内乱」の表紙を見て「おぉ!」と声を出しただけだがw

「内乱」のエピソードにざっくりと本作の内容が描かれており、すんなり読めたというか、予習ができている分だけ主人公の迂闊な行動に先んじて"あーあーコレはやってもうたで・・・"と思ってしまうぐらい。
だから読了が早かったんだなぁ、うん。

主人公は普通のサラリーマン、向坂伸行という。
快活な二十代の青年で、爽やかであろう風がありありと伝わってくる。
中学生の頃に読んだラノベがあった。そしてそのラストに落胆していた事を思い出した。

・・・急な思いつき。こういうの割とある。私はすぐ携帯でググる癖がある。
彼も同様に自宅PCで調べてみた。
あのラスト、みんなどう思って読んでたんだろう。感想ってどうなんだろう。
・・・あるある。なかなか思うような検索に行き着かないのなw
これも同様。何ページか送った後にラストについて感想を述べるページを見つける。

あぁ、こういう解釈もあるのか。なるほど、そう受け取ったのかぁ。
おそらく読後のテンションが戻る瞬間。
こういう時間を共有できる友達や彼氏・彼女がいれば人生は何倍か楽しいことだと思う。
彼は十数年をかけてそんな人を見つけた気持ちだっただろう。

そのブログTOPへ行く。「レインツリーの国」
"ひとみ"という女性が書いているようだった。
衝動のままに彼女に感想文に対する意見を書き綴り送ってみる。
本人は返事を求めておらず、ただ感想の最後にあった一文「個人的な思い出を語られても面白くないですよね。失礼しました。」に対する答えをしたかった。
彼は探してたから。この本への感想を、特にラストについての感想を。
中学生時代に誰とも語れなかった話が出来る相手が「面白くないですよね」っていうのがフォローせざるを得なかったのだろう。
ここから伸行とひとみのメールが始まる。

徐々にメールのやり取りで心の距離を縮めた二人がどこかで会おうとなるのも現代ならば納得が行くというか、もうこのご時世で不思議な出来事でもない。
ただ、ひとみはメールのやり取りでは語る必要のなかった隠し事があった。
会おうとならなければ言う必要のない、彼女の心に秘めた闇の部分とも言える。

ぶつかり合いながら、惹かれ合った二人の恋のお話に涙ぐまざるを得ない部分があった。
いや、境遇とかそういうの、わからないです。
彼女の心の闇も、彼の過去にあった出来事も私には経験のない事なんでね。
取り繕って"うむうむ、わかるわかる"とは言える。
この作品を読んで仮想体験をしている分だけ、土台がないより経験値は1ほど上だと思う。
しかしリアルに体験していないから、正直なところ"気持ちはよ~くわかるよ!"とは言えない。
私にわかったのは、意思疎通をしようという苦労の部分。
生まれも育ちも違う人間同士が本当の意味で分かり合うなんてまぁない訳で。
でも、互いに距離を縮めあって、傷つけあうほど近い距離でも愛し合おうという努力をするのはわかる。
自分がもし彼の境遇にあったとして、これほど心を削って努力をできるだろうか、と振り返る。
もちろんできる。  ・・・と思いたい。

そんな、本作で言うなら「青春菌」に心を揉み解された一日、そして読後感である。
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# by shivaryu | 2011-10-22 19:59 | 読書
著者はイルマヒトマさんと読みます。
なかなかにほのぼのしつつ、それぞれの心情描写が鋭いというか、入り込みやすい感じで、苦々しい気持ちになったりもする(かも?)

こういうの何ていうジャンル名かわからないので「阪急電車」系と勝手に言いますが…色んな人が不思議な繋がりで最後は幸せな気持ちにもなる作品です。
点と点が繋がって線になり、線が繋がり円になるというか。

ローカルなネタしか転がってないとあるネット掲示板にスレが立つ。
「カツ丼は作れますか?」

…仮に某どこかでこんなスレ立てても数レスもつかずに落ちてしまうだろう。
ま、そこはマイナーなBBSでのこと。スーパーの特売情報なんかと一緒に居座りつづける訳だが、そのスレを見た人々の反応が描かれていく。
厨二病の女性、童貞の高校生、退屈な夏休みを過ごす少女、ニートなのに同棲してる男。
それぞれがそれぞれのカツ丼を思い描き、このスレにレスを残す。
スレを立てた者もまた、そのレスを見て思い立って動き出す。

読後は微笑ましい気持ちになる。
読む時間がなくて読了に結構かかったけど、本好きな方ならスルスル読めるんじゃないかと思う。
積んでるの消化したら入間さんの作品、追っかけてみるかな。(いつになるやらw)
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# by shivaryu | 2011-10-22 14:20 | 読書
インセプションより前に見てたんだけどそういや書いてなかった。
これもリアルとバーチャルの融合の究極系というか。

以下、下書き保存にあったのにちょっと手を加えて校正しなおしてみた。
___________
もし、現実世界の人間を操作できるようになったら。
MGSでこの辺りの事は結構考えられ語られてる気もする。
ナノマシンを体内に注入し、細胞単位で制御し人を操作する。
そんな世界のお話。

現実世界の中にSOCIETYという世界が作られる。
プレイヤーはもちろん人間だが、操作されるのももちろん人間だ。
例えば、現実で・・・駅前で全裸になったら逮捕されますよね。
しかしSOCIETYなら許される。
現実でありながらバーチャルと扱われているのがSOCIETYだ。
操作されているのは多額の金銭と引き換えに参加を求めた一般人。
完全に管理された世界=バーチャルで生きる事を決めた訳だ。

で、さらにその中でも人気コンテンツなのがSLAYERS
死刑囚を操り、戦争「ゴッコ」ができるというもの。
死刑囚はプレイヤーを選べないが、30戦を勝ち抜くと外の世界へ戻れる。

主人公はケーブル。 操作しているのがサイモン、17歳の少年。
ケーブルはただ妻と娘に会いたいという思いで戦い続ける。
サイモンはその刺激的な世界で遊びたいだけだった。
が、とあるキッカケでこの二人は対話する事となる。
SOCIETYの不条理に命を奪う世界に反する団体HUMANSというのがあり、そこから与えられたツールで対話が可能になった。
29回目の戦闘で二人は対話し、最後の戦いでサイモンは操作せず、ケーブルを自由に行動させる。
これによりケーブルはSOCIETYを抜け出し、ジョン=ティルマンへと戻る事になる。
彼は人を殺して死刑囚となったのだが、それには理由があった。
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# by shivaryu | 2011-09-04 01:11 | 映画
仕事がちょっと混んだりすると精神的にやられてしまいそうになる。
特に仕事でリードしてくれていた先輩が転勤になってしまったため、事業所の全ての作業やら何やらのお鉢が回ってくる始末。
今まで結構な楽をしていたんだなと実感する次第。
何やってもダメな時はダメだが・・・それでもやるしかないなー、と自ら鞭を打って戦っていますよ。えぇ。

んで、まぁDVDで見た訳だ。 本当は映画館で観たかったけど・・・この頃何かあったんだと思うw

話の大筋を話すと、夢の世界へ入り込んで情報を盗み出すお仕事をしているのが主役のコブ(ディカプリオ)
だが仲間に恵まれず大きな仕事を失敗してしまう。
標的としていたのはサイトー(渡辺謙)だったのだが、逆に彼に仕事を依頼される。
インセプション・・・つまりは意識、記憶の「埋め込み」をできないか、と。

この世界の概念では 現実世界の5分=夢世界の1時間 となっている。
意識の埋め込みをするためには夢の中の夢の中の夢世界へと入り込んで行く必要がある。
3段階まで入り込む必要がある、という事なのだが・・・単位計算をすると
現実(5分)=夢1(60分=1時間)=夢2(720分=12時間)=夢3(8640分=144時間)

綿密に計画を練り、現実の10時間を用意する事になったのだが、
現実(10時間)=夢1(120時間=5日)=夢2(1440時間=60日)=夢3(17280時間=720日=2年)

えー、これが2時間ほど・・・いや、実質1時間に収まるというのはどういう事かと。
じゃないや。こういう計算したくて書き始めた訳じゃないw

この映画の面白い所はその概念だと思う。
攻殻機動隊やマトリックスに見た電脳世界、リアルとバーチャルの関係性にも似た、それでいて全く新しい発想が実に面白いと思った。
夢の世界で死ぬor死にそうな状態になると現実に戻る。
殴り合ったりして傷ついた痛みは現実世界へ引き継がれる。(一時的なショックだけのようだが)
根っこというか、現実が最も上層にあるから、その身体の防衛本能が働くと、その他の機能がオフになるというか優先されなくなり、バーチャルから引き戻る事になるわけだ。

この映画の中にコブの奥さんが出てくるのだが、現実に居ながら夢から戻れない、ここが現実だと認識できない状態になり、自ら命を絶ってしまったというストーリーがある。
あまりにリアルでなんか辛かった。 夢の住人・・・深い。

現実を現実と認識できない病って実は既にあって、蔓延してるんじゃないかとも思うんだよね。
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# by shivaryu | 2011-09-03 23:59 | 映画