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山田悠介っぽい作品だなと思ってつい購入。
こいつぁ重い・・・大人の私が、この作品の世界に感情を移入して「自分なら何ができるか」と考えると非常に重たい。

なんだっけ、こういう心理テストというか哲学問題?ってあるよね。
10人ほど乗ってるトロッコが進んでいってて、分岐点に差し掛かろうとしている。
分岐の先の、一方は崖になっていて、もう一方は人が1人寝転がされている。
はいトロッコの皆さん、分岐のスイッチはどっちにします?みたいなの。
一方は10人が全員死ぬ。 もう一方は寝転がされた1人が死ぬ。
数学的に考えれば、1人死んで10人生きるなら、生存者が多い後者の方が優位かも知れない。
どちらの答えも正しくもあり、誤ってもいる。 人それぞれの解釈によるから答えは玉虫色だ。
しかし10人は死んだ1人の犠牲によって生き残った事を抱えて行かなければならない。
ある者は「あいつのお陰で生き延びた」と思うだろう。
またある者は「あの場合は仕方なかった」と正当化するだろう。

さて・・・この作品はそういう話。
卒業を間近に控えたとある高校が舞台。
「生贄を募ります。制限時間は3時間です。
生贄となる者は校庭の大穴へ身を投じる事。それにより学年全員が生きられます。
誰も身を投じない場合、全員死にます。」
自分が生きるために他人に「死ね」とは言えない・・・普通は言えないよな。
逆に「お前らのために私が死ぬ」とも普通は言えない。
ただ、何もしなければ全員が死んでしまう。

他の多くを生かすために自ら大穴へ身を投じる事は、生贄の死に美談が添えられる。
あいつは立派に死んだ、と。
でも、卒業を控えた高校生達にそれを強いるか・・・あまりに絶望的。

今、中編を読んでいる最中で、最終巻の後編は12/25に発売されるみたい。
感想はもうちょっと後で。 もうオチが気になって仕方ない。
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by shivaryu | 2010-11-29 00:44 | 読書
あまり得意じゃないSF小説。
何が得意じゃないのか。 とんでも設定でどんでん返ししたりするところ。
いったい何を読んでSFを忌避し始めたかは覚えてない。
けど、「えー!まじでか!こいつぁやられた!」みたいなひっくり返されかたじゃなく、「はぁ?んな設定を急に作るなよw」みたいな感じで呆れてしまったんだと記憶してる。
で、だ。この作品を勧められた時に・・・特にいやな感じがしなかった。もうSFアレルギーは解消したのかも。

本作はMM9(エムエム・ナイン)は怪獣モノのSF小説
怪獣が地球上のどこからともなく現れて人間の生活に被害を及ぼす世界。
特に日本は怪獣災害の発生が多く、政府はそれに対して策を練り、対応する部署を設ける。
この作品中で怪獣被害は天災であるため、対応部署は気象庁となる。
「気象庁特異生物対策部」 通称を「気特対」という。

彼らは怪獣が出現した場合の進路予想、怪獣タイプの予測・観察からの推定、撃退方法の模索などを行なう。
私は頭の中で台風みたい扱いだなと思った。 警報・注意報・避難勧告とか出すし。
そして、彼らは強力な火器をもって怪獣を撃退するのである・・・って訳じゃなく、攻撃はもちろん防衛省。
彼らは防衛省が効果的に、そして被害を最小に抑えて怪獣を撃退できるよう指示を出す役割にあたる。

設定がキッチリしててわかりやすくて面白い。
「気特対」についてのバックグラウンドの形成も割りとしっかりしているのは当然ながら、怪獣がなぜ存在するのかというのも尤もらしい設定の物理学で説明されている。
これが眠たい内容じゃないのも物語を盛り上げる材料になっている。
どこまでが本当でどこまでがSFなのか、浅学な私にはわかりかねるがw

要約すると、何トンという体重を動かすには通常の物理学では説明がつかない訳だ。
それだけの質量を動かすためのエネルギーがどこから出てくるのか、どこに蓄えられているのか。
そのため、これを事実とするための理論武装が必要で、それが実にしっかりしている。

この"尤もらしい物理学"を展開しながら物語は進む。
時に部員のボソっとつぶやく言葉で緊張が緩んだりしてユーモラス。
飽きることなく読めた。 非常に良い作品だと思う。
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by shivaryu | 2010-11-26 13:04 | 読書
実に面白かった。これはいいミステリー。
いやー読み返したりして、謎に気づくのに時間がかかった。

とりあえず、セックス表現多いです。官能小説かと思ったもんw
でも、この物語の中でセックスは割と重要なファクトだから仕方ないんだけど。

これは一読して謎を解けるもんじゃないんだけど・・・ちゃんと読んでれば違和感を覚える。
その違和感の答えは、きっと最後まで読んで、改めて部分的に読み返すと腑に落ちるはず。

ありがちな「記憶喪失」っていう題材から入ってどうなるやら、と思ったけど。
分岐点なしに最後まで読めば全部わかって終わり、じゃなくて、ちゃんと読者に読解させるっていうのがやっぱり読み応えがあっていい、と私は思うので評価高いです。

・・・このエントリ、スパムコメント付くんだろうなw
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by shivaryu | 2010-11-21 04:08 | 読書
オリキ・・・ヤラカシ・・・?

こんな単語あるの知ってます?
主にジャニーズ周辺で頻発する言葉らしく、私にはまったくの無縁なので使うことなどおそらくないのですが。

どちらもいわゆる「追っかけ」のことだそうです。
"オ"ッカケに"リキ"を入れるからオリキだそうです。
・・・ふつーに追っかけでいいじゃねーかw

ヤラカシについては語源のようなものはわかりません。
まぁふつうに「やらかしちゃう」感じなんでしょう。
タチの悪い追っかけを指して言うようです。
日本語俗語辞典で調べたら「裏オリキの別称」って書いてた。 ・・・裏オリキ?イミフすぐる)

あとバンギャ。知ってます?バンキシャじゃないですよ?w
ヴィジュアル系(V系)バンドの熱狂的ファンを指すらしい。
ただギャルじゃない高年齢な方は「オバギャ」と言われるらしい。
・・・おかしいだろ、オバギャって。 成り立ちから考えたら「バンオバ」か「オババン」だろw
で、バンギャ・オバギャをやめることを「上がる」っていうらしい。 お水か!w 風俗か!w

と「どこで使えばいいかわからない新・俗語」でした。
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by shivaryu | 2010-11-18 10:31 | 日常
職場の年下女性と雑談をしていた。
彼女は「どうしたら自分のラヴ運が上がる?」と聞いてきた。
年末…ってかクリスマス前になると浮かれるのは街と男だけじゃない、ってな。(そらそうだw)

彼女はえらく力説する。
「かっこよくて高収入でモテる男がいい」けど「モテるって事は私以外でも候補があるからちょっとなー」
ここで既に二律背反である。
「だから、モテない男を育てようかと!」とか言い出した。

野暮ったいヲタ体質な俺を育ててくれるのか?
んー、この子に振り回されたら楽しいかもなー。
とか妄想してみたが、飽きて捨てられるところまで容易に想像できるから困る。
自分の懐の浅さや人間的な深みのなさに気付かされた。

と、思考を張り巡らせている間も彼女の話は続く。
"でもいい人がいない訳じゃないでしょ?"と聞くと
「かっこいいスポーツマンがいて、気に入ってくれてるんですけどねー」
…ただのモテ自慢ですか。
寒さで涙も凍るかと思ったぜw
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by shivaryu | 2010-11-17 17:14 | 日常
寒くなってきたなぁ、と思うといつも思うのだ。
ヤツが・・・ひっそりとクリスマスが忍び寄ってきている事を。
恋人たちが幸せに過ごす日の象徴と(いつのまにか)なっているクリスマス。
私は回線を切って布団にくるまってその日の終末までガクブルする訳です。

まー大げさだけどw
でもまぁ街が浮かれてると独りで歩くのも少し気が退けるってもんですよ。
白Tシャツに「ブディスト」ってシルクスクリーンで印刷して着ようかしらw

ただ、プレゼントだとかチョイスするのはすごい楽しいもんです。
こういうの(lupicia/X'masティーバッグセット)とか。ワクワクしてくる。

大の珈琲好きな司馬ではありますが、お茶も当然ながら好きです。
茶葉を探すのにlupiciaに頻繁に出入りしていた頃もありました。
(会社の近くのお店が閉まったのでそれ以来はサッパリですけど。)

ネットでなんでも購入できちゃう時代ですが、ここは足を運びたくなる。
何せ全ての茶葉が展示してあって、茶葉の香りを聞いて欲しいものを選べる。
香りを聞く、これはお茶選びで最重要だと思うのです。
特にフレーバーティーに関しては茶葉の香りを聞いておかないと思っていたものと違い、そのときのガッカリ感といったらないです。
(珈琲なんざもうちょいおおざっぱなので、売り手のレビューで確認する限りで事足りると思ってる。)

月半ばになると購買意欲を(わざわざ?)かきたててしまい、財布と相談して悶絶しちゃう司馬なのですが、最近ごまかす方法を会得しました。その名もカート療法です。(って勝手に今名づけた)

欲しいものを片っ端からカートに放り込んで行きます。
何も考えない。もう片っ端から欲しいもの入れちゃう。
カートの中身を確認し、決裁する手前まで進めてブラウザを閉じる。

そうするとかきたてられた購買意欲はスーっと雲散霧消ですよ。
いや、効果には個人差があるので試してみて報告ヨロシクですw

あぁ、ただね。amazonだけは注意ね。
カートの中身残ってると思う。最近チェックした商品に残るからねw
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by shivaryu | 2010-11-15 16:09 | 日常
さっきフラっとコンビニに行ったんですよ。
でね、フラっとお菓子コーナーに寄ったんですよ。
するとね・・・ポッキーがほぼないんですよ。

11月11日はポッキーの日。
俺もポッキーが食べたくて寄ったんだけどね。
ポッキーの日の浸透率ハンパないな、と思った秋の昼下がり。
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by shivaryu | 2010-11-11 14:08 | 日常