<   2010年 02月 ( 1 )   > この月の画像一覧

村上龍の著作。

村上氏の作品は読んだことがなかったのだが、面白いから読んでみてはと勧められたのが「半島を出よ」
で、冒頭を読み始めた所で貸してくれた知人に登場人物の事を聞くと"以前の村上作品に出てたキャラクターなんですよ"と。
じゃぁ、って事で前作というのを借りた。それが「昭和歌謡大全集」

昭和~は"え?この人こういう作品書くのか"って感想。
作風が、じゃなく筒井康隆っぽい無茶苦茶な表現があったからだったのだが。
そして一転、半島を~は少し真面目というか。
そらぁ前作から10年経ての作品だから違いは大きいわな。

以下の文面を先に書いてしまったのだが・・・ケツを纏められないので大まかな感想を書く。
昭和~に関しては非常にコンパクトにまとめられていて読んでいてもスムースだった。
が、半島~は少しクドかった。
確かに人物像を描く上で必要なサイドストーリーは多い。
でもあまり多すぎると読んでる最中に萎えてしまう。
最初は真面目に出てくる人の名前を一つずつ追って頭に入れようとしていたが、以後全く関係ない人名も多く、それだけで疲れてしまった。(読み飛ばす事もしばしば・・・)
自分のレポートや知人の論文などを書いてた事があるが、同じ技法を使っていた記憶がある。
文字数を稼ぐ、というやつで、略語を正式に書くとかどういう感じ。
コンビニだと4字だがコンビニエンス・ストアだと11字。みたいな。
登場人物の「イシハラ」ですら「石原」とすれば半減するのである。(まぁ人名はカナの方がこの作品にはフィットする気がするけど。)
もっと校正すりゃ1冊になる気がする。そんな作品であった。
この2冊を読むのに1ヶ月かかった。

あらすじとか。
[PR]
by shivaryu | 2010-02-06 18:43 | 読書