カテゴリ:映画( 61 )

生田斗真主演。んで、麻生久美子さんも出てる作品。
これ本当は映画館で観たかったんだよなぁ。
TVスポット見たんだか忘れたけど、気づいたらレイトショーで深夜に上映してて。

山の中の小汚いモーテル「シーサイド・モーテル」が舞台。
それぞれに思惑があり、順に描いていく人間群像劇。

主役はインチキ化粧品(ってかスキンクリーム)を売るセールスマン。
就職時に謳われていた「年一回の社員旅行」と称した行商の旅に出されている。
「持って出たクリーム全部売るまで戻ってくるな!」と。

そこへやってくるコールガールが麻生久美子演じる「CANDY」
部屋を間違えているのだが。

この二人の騙しあいがたまらなく面白い。
本当の愛って何?愛に偽りとかあんの?
なんかそういう感じ。

また別の部屋。
ドえらい格好した婦人を演じるのは小島聖。そしてひれ伏す男、古田新太。
股間をぐりぐり踏むご婦人とそんなイヤそうでもない雰囲気の男。
なに?こっちもコールガール?昼間っからこんなんばっかかよwと思ったらこちらはご夫婦。
忙しい仕事を抜け出し、ちょっとだけ夫婦旅行を・・・とやってきたこのモーテル。
さすがにこれじゃ機嫌も悪くなる。(主に旦那の「不能」っぷりにお怒りのようだが。)

そして別の部屋。
いかにもダメっぽいイレズミの男を山田孝之、くっついてきたバカっぽい女に鳴海璃子。
とにかく金なんて大して持ってない。ダラダラとホテルで過ごしている。
とりあえずピザを頼み、18時までに来るか来ないか賭けをする。
buzzzzzzzzとけたたましい音と共にやってきたのは・・・借金取り演ずる玉山鉄二と下っ端・柄本時生。

さらに別の部屋。
おしゃれっていうかハイカラな格好をした男、池田鉄洋。
スラっとしたスタイルのいい女、山崎真美。
キャバクラで知り合った二人。
出会って半年、今日こそ何とか落としたい!と力の入る38歳。
高級温泉旅館って言ったのにー、つって自分勝手にわがまま放題。
まぁ、そんなもん嘘ですよ。最初っから温泉なんて行かないのです。

とまぁ、それぞれ騙し騙されて一晩を過ごし、ホテルを出て行く訳です。
また日が昇って誰にも平等に朝は訪れるのです。
偶然に巡り合って歯車が合うなんて事はそうそうないものです。
でも、愛ってーのは何なのだろうかと考えてみてもいいかもなーって思うかも知れない作品です。
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by shivaryu | 2012-02-19 23:43 | 映画
そういえば書いてなかったので今さら書いてみる。
笑福亭鶴瓶主演

人間というものはかくも弱いものだ。
そして、医者という職業は人の生命を握る重要な仕事。
生まれてくる子を取り上げ、意識や脈がない人を死んだと決定する。
そこやここが痛いと言う人に何の痛みかを推察し、適切に検査し薬を与える。

いや、もっと単純に。
その存在だけで安心できる何かがある。
鶴瓶さん演じる医者はそういう感じ。

長らく無医村だったところにやってくるのである。
待望のお医者さんが。
村にすぐ馴染む、人懐っこい医者である。
そこへ一人の若い医大生が研修のために訪れる。
話はここから始まる。

弱い人間だからこそ、何か不安があれば取り除こうとし、安心を求める。
医者というのは身体に関する不安を取り除いてくれるものである。
時として病魔の根源を取り除く事もあるが、本来はまず気持ちの不安を取り除くものだろう。
・・・と、思っているんだけど。
医者とは何か、という事を考える作品なんじゃないかなぁ。多分。
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by shivaryu | 2012-02-11 00:00 | 映画
映画館で観なければ!と思った作品だったので、こないだ仕事を早めに切り上げて映画館へ。
さすがに封切りしてしばらくすれば(しかも平日昼間とあれば)お客さんも少なく、ゆっくりと観る事ができた。

トム・クルーズはやっぱかっこいいね。
彼が全力で走る姿がとてもいい。
ダニエル・クレイグも同じ理由で好きだがw

んで、あらすじとしては、
IMFが誰かに邪魔されて作戦失敗し、ロシアとアメリカに険悪なムードが漂う。
大統領は諜報機関IMFを切り離す(用件名:ゴーストプロトコル)を発動。
IMF長官は信頼を取り戻し、機関を復活させるには本件での妨害勢力を除外しなければならないとイーサン(トム・クルーズ)に告げる。
現状の手持ち資材でそれをクリアするのは至難だが、イーサンはそれに挑戦する。
ロシア・アメリカ間が険悪なムードになる理由は、ロシアが保有する核ミサイルの発射コードが盗まれた事に起因しており、IMFは世界を救う為に戦う事になっていく。

作戦に取り掛かり、成功を目の前にする度に何者かに邪魔をされ、それをフォローするためにまた新たな問題を抱え…というお決まりのパターンだが、アクションもストーリーもスリリングで2時間30分ずっとスクリーンに釘付けになった。

で、今回はビール片手に観た。
とってもリッチな気分というか、大人な気分。
こういう映画の見方もあるな、とちょっと世界が広がった気がする。
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by shivaryu | 2012-01-29 17:16 | 映画
観たいなぁ、観たいなぁと思いつつ・・・やっと借りようと手に取った本作。
山田洋次監督の現代劇。

姉・吟子(吉永小百合)と弟・鉄郎(笑福亭鶴瓶)の切っても切れぬ家族の絆を描いたもの。
二段階で泣いた。今、ちょっと思い出しても泣ける。

吟子さんは鉄郎がどれほどどうしようもないダメな男であっても見捨てはしない。
なぜなら弟だから。
家族の深い愛情を感じたし、自分もこうあるべきだと思った。
また、きっと同じように見捨てる事なんてできないのではないか、と思う。

吉永小百合さんは美人だなぁ、とか書くんだろうなと観る前は思ってたけど(いや、どの角度から見ても美人なんだけど)この話の筋はすごく引き込まれた。
うまく表現できないけど、すごく心を刺激された。いい映画だった。
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by shivaryu | 2011-12-25 14:20 | 映画
インセプションより前に見てたんだけどそういや書いてなかった。
これもリアルとバーチャルの融合の究極系というか。

以下、下書き保存にあったのにちょっと手を加えて校正しなおしてみた。
___________
もし、現実世界の人間を操作できるようになったら。
MGSでこの辺りの事は結構考えられ語られてる気もする。
ナノマシンを体内に注入し、細胞単位で制御し人を操作する。
そんな世界のお話。

現実世界の中にSOCIETYという世界が作られる。
プレイヤーはもちろん人間だが、操作されるのももちろん人間だ。
例えば、現実で・・・駅前で全裸になったら逮捕されますよね。
しかしSOCIETYなら許される。
現実でありながらバーチャルと扱われているのがSOCIETYだ。
操作されているのは多額の金銭と引き換えに参加を求めた一般人。
完全に管理された世界=バーチャルで生きる事を決めた訳だ。

で、さらにその中でも人気コンテンツなのがSLAYERS
死刑囚を操り、戦争「ゴッコ」ができるというもの。
死刑囚はプレイヤーを選べないが、30戦を勝ち抜くと外の世界へ戻れる。

主人公はケーブル。 操作しているのがサイモン、17歳の少年。
ケーブルはただ妻と娘に会いたいという思いで戦い続ける。
サイモンはその刺激的な世界で遊びたいだけだった。
が、とあるキッカケでこの二人は対話する事となる。
SOCIETYの不条理に命を奪う世界に反する団体HUMANSというのがあり、そこから与えられたツールで対話が可能になった。
29回目の戦闘で二人は対話し、最後の戦いでサイモンは操作せず、ケーブルを自由に行動させる。
これによりケーブルはSOCIETYを抜け出し、ジョン=ティルマンへと戻る事になる。
彼は人を殺して死刑囚となったのだが、それには理由があった。
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by shivaryu | 2011-09-04 01:11 | 映画
仕事がちょっと混んだりすると精神的にやられてしまいそうになる。
特に仕事でリードしてくれていた先輩が転勤になってしまったため、事業所の全ての作業やら何やらのお鉢が回ってくる始末。
今まで結構な楽をしていたんだなと実感する次第。
何やってもダメな時はダメだが・・・それでもやるしかないなー、と自ら鞭を打って戦っていますよ。えぇ。

んで、まぁDVDで見た訳だ。 本当は映画館で観たかったけど・・・この頃何かあったんだと思うw

話の大筋を話すと、夢の世界へ入り込んで情報を盗み出すお仕事をしているのが主役のコブ(ディカプリオ)
だが仲間に恵まれず大きな仕事を失敗してしまう。
標的としていたのはサイトー(渡辺謙)だったのだが、逆に彼に仕事を依頼される。
インセプション・・・つまりは意識、記憶の「埋め込み」をできないか、と。

この世界の概念では 現実世界の5分=夢世界の1時間 となっている。
意識の埋め込みをするためには夢の中の夢の中の夢世界へと入り込んで行く必要がある。
3段階まで入り込む必要がある、という事なのだが・・・単位計算をすると
現実(5分)=夢1(60分=1時間)=夢2(720分=12時間)=夢3(8640分=144時間)

綿密に計画を練り、現実の10時間を用意する事になったのだが、
現実(10時間)=夢1(120時間=5日)=夢2(1440時間=60日)=夢3(17280時間=720日=2年)

えー、これが2時間ほど・・・いや、実質1時間に収まるというのはどういう事かと。
じゃないや。こういう計算したくて書き始めた訳じゃないw

この映画の面白い所はその概念だと思う。
攻殻機動隊やマトリックスに見た電脳世界、リアルとバーチャルの関係性にも似た、それでいて全く新しい発想が実に面白いと思った。
夢の世界で死ぬor死にそうな状態になると現実に戻る。
殴り合ったりして傷ついた痛みは現実世界へ引き継がれる。(一時的なショックだけのようだが)
根っこというか、現実が最も上層にあるから、その身体の防衛本能が働くと、その他の機能がオフになるというか優先されなくなり、バーチャルから引き戻る事になるわけだ。

この映画の中にコブの奥さんが出てくるのだが、現実に居ながら夢から戻れない、ここが現実だと認識できない状態になり、自ら命を絶ってしまったというストーリーがある。
あまりにリアルでなんか辛かった。 夢の住人・・・深い。

現実を現実と認識できない病って実は既にあって、蔓延してるんじゃないかとも思うんだよね。
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by shivaryu | 2011-09-03 23:59 | 映画
実際にあった事件をモチーフに描かれた映画。
これは以前のカノジョが見て感慨深くその感想を語っていたのを何かの拍子に思い出してレンタルした。

事実はもっと凄惨だった…詳しくは「巣鴨子供置き去り事件」を参照に。

母子2人で引っ越してきた所から話は始まる。
当然引っ越し屋さんに頼んでいるが、二人は一際大事に2つのバッグを自ら運び込む。
それはこの中に子供が入っているから。

引っ越しの荷物を運び込み、家族が揃う。
母一人、子供が四人。
長男・明(12)、長女・京子、次男・茂、次女・雪。
明の他はこの部屋に「いないという事」になっている…誰も知らない生活が始まる。
劇中で周辺の大人がこの事実に全く関心を持たず、気づかない点が不思議でありながらも…世情を考えれば納得できる描かれ方をしている。

そして、母親は外で男ができたため家を出てしまい、書留で生活費を送るようになっていく…子供達だけの奇妙な生活が続いて行くのだ。

世間は他人の事など無関心であり、それゆえ成り立ってしまった事件であり、作品だった。
問題はたくさんあるが…劇中の子供達は生きるために苦労を重ねていき、生命力を感じる作品になっている。
この一件が一石を投じたかどうかは知らない。が、現在の児童を保護する仕組みが果たしてこのような悲しい事件を未然に防ぐ事ができるのかどうかは疑問である。
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by shivaryu | 2011-08-01 13:03 | 映画
石塚真一さんの漫画を元に映画化され、今日(5月7日)公開って事で、行ってきました。
原作が好きなので心待ちにしてた。
ただ、キャスティングを知った時、主人公の島崎三歩が小栗旬はちょっと違わないか?と思ってた。
放映開始10分で間違いじゃないと思った。
小栗旬ってやっぱ器用な役者だなぁ。見事に島崎三歩だった。

これは原作を読まなくても楽しめる。
読めばもっと楽しめるけど。
というのも、この「山バカ」島崎三歩のバックグラウンドとキャラクターを知っておいた方がいいと思う。

世界の山を渡り歩き、後に海外で山岳レスキュー隊に所属した事もある。
今は生まれた長野・北アルプス(穂高の中腹)に住む。
遭難対策協会に所属し、山の安全を守る男…って訳でもない。
自然はいつ牙をむくかわからない。
もちろん事前に危険を察知していれば守るのだが、突発的な事は仕方ない。相手は自然なのだから。
しかしそんな自然の脅威の前に立ちすくむ登山者を励まし、生きて下山させようと懸命になる姿は誰の心をも打つんじゃないかと思う。

まぁ私はナオタ君の出てくる話では100%泣くので…ハンカチ持った方がいいと言っておく。
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by shivaryu | 2011-05-07 15:49 | 映画
ラーメンズのDVDがレンタルで出てたので借りようと思ったんですよ。
いっつも借りられててね。この時も「まーいちおう」ってな感じで棚へ歩いたんですよ。
あるじゃないの。しかも4枚も。
とりあえず全部借りる。(←みんなこんな感じだよな?)
でレジに行くと「5枚だと1000円ですが」って。
”じゃぁもう1枚借りていきます。"

ってな事でワルキューレ。
トム・クルーズ主演、ブライアン・シンガー監督。
第二次大戦の終盤のお話。
幾度も起こった「ヒトラー暗殺」の一番最後がこれ。

ノンフィクションってだめだな・・・結果わかってるとだめだ。
"失敗するんだよなぁ"って見ちゃう。
けど、"あれ、これ成功するんじゃ・・・"って思わせられたw
ほんと、いいとこまで行ったんだけどなぁ・・・

ワルキューレ、というのは作戦のコードネーム。
有事に予備軍(ベルリン駐在の大隊)が市内を制圧し、防衛することを指す。
発動は総統であるヒトラーの死去が条件。

迷走しはじめていたナチス・ドイツに異を唱える反対組織がナチスドイツの中にもあった。
ヨーロッパ広域を制圧していたナチス党を転覆させ、ヨーロッパを解放しようと画策。
アメリカを筆頭とした連合軍が攻めてくる前に何とか・・・。
予備軍の指揮権を裏工作で押さえつつ、ヒトラーを暗殺。というのがシナリオ。

どんでん返しありでなかなか面白かった。
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by shivaryu | 2010-10-11 21:46 | 映画
小栗くんカッコいいよな。
役者としてすごくかっこいい人だと思う。

元の題材は芥川龍之介の「藪の中」に出るキャラクター多襄丸にスポットを当てている。
読んでないですよ・・・観る前に読めばよかったと後悔してる。
これ、映画公開時に観に行きたいとは思ってたけど、何か理由があってダメだったのなぁ。

話の背景は平安時代・足利幕府の頃。
もう政権としても瓦解しつつあり、都落ちする人も多いところから末期かと。

代々、守護職にある畠山家の次男坊・直光(小栗旬)が主人公。
次男ゆえに将来的に家長になる訳でもなく、ただ兄・信綱(池内博之)を補佐する事を思っていた。
そして、少年時代からずっと傍らには阿古姫(柴本幸)があり、直光を慕っていた。
さらに盗人として捕らえられていた所を助け、共に育った桜丸(田中圭)。

青年となり、阿古の父親・大納言が流行り病に倒れてしまう。
これを受けて将軍(萩原健一)は「大納言の娘・阿古を娶った者を管領職につける」と言い出す。

名門畠山家は管領職に就くことは揺るがない。
世襲に則れば長男の信綱である。だが、条件にある阿古が慕うのは直光。
バックにある将軍が欲するのは「大納言の隠し財産」
ここに将軍の小姓となって寵愛を受けていた桜丸が絡んで話をかき混ぜる。

まぁそんなゴタゴタで直光は阿古姫を連れて都から落ち延びようとする。
が、山中で噂高き盗賊・多襄丸(松方弘樹)に出会う。

柴本幸の演技って見たの初めてだと思う。
基本はきれいな女性なんだけど、作中で憎悪の混ざった表情をする時があるんだけど、そのときがものすっごく不細工なのね。
表情でこれだけ性格を表わして場面に合わせて使い分けられるってすごいなって思った。

なにより華を添えたのが、直光が盗賊となった時に傍らにいる道兼(ドウケン:やべきょうすけ)。
いい味を出すよなぁ、この人は。
他の人には演じる事ができないんじゃないか。
クローズZEROではちょっとキャラの位置付けに無理があった気がする。
今回は完全に役としてはハマってた。輝いてたなぁ。

やー、いい作品だった。またそのうち観たくなる気がする。
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by shivaryu | 2010-08-22 01:21 | 映画