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仁義なき戦い 代理戦争

「ワイらとかまえるのか、手打ちにするのか、どっちやい!」
(明石組きっての武闘派宮地の言に対し広能の言葉)
"そがいな言われ方したらどっちこっち言うてないですよ!?"

この作品がものすごく複雑な訳ですよ。
村岡組の跡目問題、そこからこじれる山口県・岩国市での打本会(広島)系組織と槙原組(呉)系組織との代理戦争。
明石組・神和会との盃問題を絡め、発展しての代理戦争。
複雑に絡む人間関係。広能の顔の広さが災いする戦争拡大、さらには親分クラスの仁義のなさ。

この話は文面で説明するより観た方が早いかも知れない。
全ては
>老獪な山守(呉・金子信雄)が弱腰の打本(広島・加藤武)を出し抜いて村岡組(広島)の跡目を継いだこと。
>山守が跡目を相続したことにより、右往左往させられる村岡組幹部・松永(成田三樹夫)・江田(山城新伍)・武田明(小林旭)と山守組に復帰した広能(菅原文太)。
>結果的に跡目を相続できなかった原因にもなるのだが、前後して自分の名にハクをつけようと打本が神戸の明石組と交わした盃。

次の話へと続く内容で避けられないのは
>打本x山守の抗争により、打本会若頭・早川と山守組幹部・広能が絶縁と報復絶縁により交換された事。
>山守組の若頭として武田が選出され、陣頭指揮に当たった事。
>武田が神戸・親和会と兄弟盃をした事。(これは明石組への牽制の意を込めて親和会から縁組の要請があった為。)

この絡み方が何とも説明しにくい。
説明書いてみたけどあらすじ全部になるからここまでにしときます。
by shivaryu | 2006-04-21 00:00 | 映画