スイッチを押すとき/山田悠介

山田悠介作品、2冊目を読了。
これは…ラストに言葉を失ってしまう。
絶望的過ぎて泣いた。

若年層の自殺が多い事から、研究材料として子供を利用する国策が取られる。
ランダムに選ばれた5歳児の心臓にとある機械を埋め込み、10歳になった時点で施設へ収容するというもの。
施設では自らの命を絶つスイッチが渡される。

もうこれだけで絶望的なんだけどね。
だって「自ら死を選ぶためだけに生かされてる」という過酷な状況に子供が晒されるんだぜ。
そんな中で死ぬことに意味を持たせる事で命の尊さを感じさせるんだけど、それだけを描くのが山田作品じゃない。

とにかく重たかった。
読後感が悪い。
勧めたいけど気が進まないw
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by shivaryu | 2010-07-01 03:15 | 読書