聞いた事ある?「オラつく」って。

先日、工場の喫煙室で作業員が雑談の中で使っていたのだ。

そもそもこの言葉を最初に聞いたのは爆笑問題がMCをしている「ストライクTV」
放送日は2013年3月のいつか。
「ホストがカモにしやすい女性」についてインタビューで語る中でホストが"(家庭環境に問題がある、過去にあった女性は)少々オラついても断らないから云々"というような言葉を使っていた。
番組内でも全員がその言葉に初めて聞いたというリアクションをし、私も同様になんじゃそりゃという反応をした。
話の流れから意味は「強引に出る」(オラオラな態度で出る)という事。
もうそもそもオラオラというのが意味不明ではあるがw
(余談:漢字を"悪羅悪羅"と当てるのだが、要するに悪ぶる事を指す。ワルっぽいファッションに由来しているものと思われるが、転じて強引な様を表すようになった。)

新しい言葉が生まれた瞬間を垣間見た気がしたので書き記しておく。
まだ一般的では無い(し、普通に使われる種類の言葉ではないと思う)けど初めて見る新語が生まれるプロセスだった。
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# by shivaryu | 2013-03-13 11:56 | 携帯から
姫川シリーズでありながら玲子が出るのはちょっとだけ…ほとんどガンテツ。
ドラマでは1話で扱われており、ガンテツではなく姫川が事件を解決している。
また「シンメトリー」の中の1話「過ぎた正義」の倉田の辞職の前後が描かれており、ドラマでは1回でまとめられている。


過去、ガンテツの手掛けた殺人事件に関連している(と思われる)殺人事件が発生する。
担当は姫川のいる捜査一課十一班なのだが、その帳場へガンテツが警告に行く場面から始まる。

まるでオムニバスのように話はガンテツの過去話、ノリ(姫川班にいた若手)へと話は進み、倉田が辞職前に手掛けていた事件へ。
それらを結ぶ見えない線をガンテツの捜査で描いていく。
もう既に実際に起こっている事象でもあるがネットと実犯罪の関係を描いたもの。
実際にあるからリアルがどうこうは言うまでもないが…。
まぁこういう事件はある程度予測できてもいたし、防ぐのも難しいのが今の法の状況でもある。
その虚をついたこの犯罪とどう戦うか。
実社会でもどうすべきか考えさせられるものがある。
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# by shivaryu | 2012-07-30 08:11 | 携帯から
映画化が決定している作品。
もうすぐ文庫版が出るとか・・・待ってもよかったやも知れぬ・・・。

本作はドラマ版のキャスト陣が全て揃う上に、原作では少し登場していながらドラマ版には出ていなかった捜査一課長が出てくる。

冒頭から当然のごとく人が死ぬ訳だが、特段なんという事はないチンピラ。
とはいえ、こうなると捜査一課(殺人捜査)のみが動くという事ではなくなる。
組対(組織犯罪対策部)四課との合同捜査という形になる。
ここのところ失態の目立つ組対四課としてはこのヤマは落とせない、と士気を高めて挑む。

捜一と組対がツーマンセルで捜査にあたるのだが、このコントラストがまた面白い。
今までは捜一の、つまりは殺人についての捜査を主眼とした描かれ方だったが、今回は組対が主導権を持って捜査に臨む形で、対組織への捜査が主眼になっており、事件へのアプローチの違いが興味深い。

既述の通り、組対が主導権を持って捜査を進める形で時間は経過していくのだが、被害者はなんという事のないチンピラで、本当に組織が抹消すべきとも思えないほどの小物。
それほど被害者は所属組織にとって大きな利益も与えず、敵対組織に脅威も与えない存在という事が明るみになっていく。
そんな中、捜査本部に一本のタレコミが入る。犯人は○○だ、と。
○○とは一体誰なのか、被害者との関係は何なのか。
これを調べると驚くべき事実が発覚する。それは過去の捜査における冤罪の可能性だった。

ってな事で、姫川は今までまっすぐなまでに事件を捜査し解決に向かっていたにも関わらず、上層部からの圧力により○○については捜査をするなと言い渡され、どう立ち向かうのかというお話。

三浦友和さん演じる捜一課長・和田とイマハルこと今泉係長、そしてガンテツの過去話も盛りだくさんで、姫川の周辺にもスポットがあたり、ますますこのシリーズへのめりこんでしまった。

次はドラマでは手短に描かれていた感染遊戯を読む。
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# by shivaryu | 2012-07-20 23:44 | 読書
インビジブルレインは文庫で出ておらず、持ち出し用としてこのヒトリシズカをカバンに入れていた・・・らそらぁ先に読み終わるわなw
ちと大きいけどインビジブルレインをカバンに入れる事にしたわw

さて、この作品は6つの刑事モノ短編が連なり、一つの事件というか一人の女を描いている。

それぞれ所轄の警察官(制服)がメインとなり事件に関わるのだが、その事件の影に一人の女性の姿がある。
何故そんな事件に関わったのか、何を理由に事件を起こしたのか・・・それら全てが最後の話で繋がる。
全ての事件が決してまっすぐに解決はしないもののスピードを失わず転がっていく感じで、(書評家でもない私が言うと非常にチープなんだけど)誉田哲也的な作品だと思った。

それにしても刑事や捜査についての誉田氏の描き方というのはどこかドラマにあるような風がありながら、臨場感が漂っているものが多い気がする。
ドラマ的な要素というのはごく普通の一般市民でも思いつくレベルで、イメージしやすいもの。
臨場感が漂う部分は「へぇ、そういうもんなんだな」と納得させるような説明と文字面。
誉田氏の作品群を事件現場で働く本職の人が見たらどう感じるのだろうか、と気になった。
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# by shivaryu | 2012-07-14 16:24 | 読書
姫川玲子が携わった7つのエピソードからなる短編集。
この一冊のエピソードの半分がドラマ化されているので期待していた部分があった。
中には警部補になる前、まだ所轄から警視庁へ上がる前のものがあり、これを読むと姫川玲子が警部補という役職へ上ることをどれほど願っていたかというのが見えてくる。

「東京」
品川署強行犯捜査係に所属していた頃のエピソード。
刑事としてのイロハを学んだ姫川の師匠とも言える刑事との話。
鋭い勘で捜査を進める姫川だが、ここで刑事としての基礎を学んで現在のスタイルを形成したのだなと思わされる。

「過ぎた正義」
ドラマ化されたエピソード。
警視庁を辞めた男を追う姫川。
その男は元警部補・倉田。
姫川が現職刑事として持つ正義で職を辞した倉田の(姫川からすれば誤まった、過ぎたる)正義を正そうとする話。
原作とドラマで少々違う点がある。
在庁(事件発生に備えて待機の状態)や非番の時間を使い倉田を追い、ついには二人は対面する事になるのだが、原作では姫川なりの正義で倉田の誤りを正す事を宣言する所で終わる。
ドラマではその後に倉田がどうしたか、鍵となる倉田の息子がどうだったかも描かれている。

「右では殴らない」
ドラマの中で一番惹き付けられたエピソード。
原作は意外に淡白な感じだった。
ドラマでの竹内結子の迫真の演技がよかったなぁ。

「シンメトリー」
ドラマ第一話。これも衝撃的だった。
列車事故に関わる事件で、事故の発端となった車の運転手が殺されるもの。
ドラマでは運転手と事故によるある犠牲者の親族も殺されてしまうのだが原作ではそれは書かれていない。

「左だけ見た場合」
霊的なもの、超能力など非科学的な現象を信じない姫川。
まぁ、そんなもの信じていては現実に起こる殺人など捜査してられない。
謎の変死体があって、死因も凶器もよくわからないから「あぁ、これはエスパーだな」なんて言ってたら警察なんて必要ないってな話ではある。
だがしかし、現実的にどうしても科学的に証明できない事もある。というような話。
いや、事件自体はちゃんと解決しますが・・・・・・

「悪しき実」
これもドラマ化されたエピソード。
自殺と思しき遺体が発見されたと通報がある。
だが通報者は電話をした後にどこかへ去ってしまった。
在庁していた姫川班に出動要請がかかるがイマイチ乗り気でない。
一課は殺人事件の捜査がメインである。なのに自殺と思しきって、と。

「手紙」
姫川の元へある女性から手紙が届いた。
警視庁捜査一課へ異動が決まる少し前に犯人を挙げた事件の犯人だった。
非番の時間を使い、姫川は彼女に会いに行く。
「過ぎた正義」にあるのだが、姫川は"殺人犯なんて捕まえたらさっさと殺したらいいと思っている"のだが、このエピソードで少し感情に変化があるように思う。
必ずしも殺人を犯した者が再犯を繰り返す訳ではない。
確かに一線を越えてしまった者は歯止めが効かなくなるのはあるだろうけれど。

っと、エピソード名も全部並べるとシンメトリー。
姫川の過去エピソードを前後両端に加えて、サブタイトルも対称的になってたりする。

次は映画になる「インビジブルレイン」を読む。
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# by shivaryu | 2012-07-08 19:51 | 読書